セールスマーケティング
青年海外協力隊(JICA)の経験を活かして活躍
- Zico
- 日本出身。体育大学を卒業後、JICAの青年海外協力隊としてブラジルで2年間活動。帰国後は公立高校の体育教師として1年間勤務し、ビィ・フォアードに入社。セールスマーケティング部で、アフリカのポルトガル語圏の国々を担当している。
ブラジルで0からポルトガル語を学ぶ
ー学生時代はどんなことをしていましたか?
体育大学でソフトボール部に所属していました。元々は大学を卒業したら体育の教員になるつもりだったんです。ただ、部活の練習を見学に来たブラジル代表チームの監督さんから、「JICAの青年海外協力隊がブラジルでソフトボールの指導者を募集している」という話を聞いて。それまで海外に行くことは全く考えていませんでしたが、社会貢献を念頭に興味本位で応募してみることにしました。
ーJICAの青年海外協力隊での活動はどうでしたか?
ほとんどポルトガル語を話せない状態で行ったので、最初は本当に大変でした。言葉が分からない中で、現地の方達と毎晩のように日付を越すまで飲んだり食べたりするんですよ。でも、そうやって生活していくうちに、だんだんポルトガル語がわかるようになって、現地の方と話すのが楽しくなりましたね。
ー任期が終わってブラジルから帰国した後は?
元々の予定通り、公立高校で非常勤の体育講師になりました。でも、教員を1年やってみたら、「やっぱり海外と関わる仕事がしたい」という気持ちが強くなってきて。
そんなとき、JICAの相談室でビィ・フォアードという会社を紹介されていたことを思い出したんです。改めて調べてみると、ブラジルで学んだポルトガル語を活かせそうだし、なかなか普段は関わりのないアフリカと仕事ができるのが面白そうだったので、応募しました。

「予想外」に対応していくのが面白い
ー入社後はどんな仕事をされていますか?
私が配属されたのはセールスマーケティング部で、アンゴラやモザンビークなどアフリカのポルトガル語圏の国々を担当しています。
入社1年目は、主に販売業務です。お客様から越境ECサイトを通じてお問い合わせをいただき、車の状態や価格などに関するやりとりをして、購入につなげます。
2年目からは、市場分析や販売促進などのマーケティング業務も担当するようになりました。現地のお客様のニーズを掴むための調査や、キャンペーンの企画、CMや看板広告などの宣伝活動まで、幅広い業務に関わっています。
ー仕事のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
市場調査から新しい発見があって、それが実際の売上につながったときですね。たとえば、モザンビークは南北に長い国で、北と南では好まれる車種が全然違うんです。現地の税制度を調べてみたら、税金の優遇措置が受けられる車種が見つかったりすることもあります。
ある時は、どうしても販売が落ち込む時期が見つかったので、その対策として「3台以上を購入したら300ドルキャッシュバック」というキャンペーンを企画したんです。すると、普段は多くても2台しか購入してくれないお客様が、3台まとめて購入してくれるようになったりして。そうやって自分の考えた施策が上手くハマると、めちゃくちゃ嬉しいです。
ー新興国を相手にする仕事ならではの難しさはありますか?
法律の整備が不十分だったり、現地の情報も人によって言っていることが違ったりして、それに振り回されてしまうことはあります。ただ、そういう文化の違いや日本での常識が通用しない場面にぶつかった時も、ブラジルで生活した経験のおかげで「まあ、そういうものだよな」と柔軟に受け止められているかもしれないですね。
ー仕事で特に印象的だったエピソードはありますか?
モザンビークへの出張ですね。メールや電話でしかやりとりしていなかったお客様と実際に会えて、すごく歓迎してくれたのは印象深かったです。それに街中を見たら、ビィ・フォアードのステッカーを貼った車が普通に走っていて。「自分が販売した車が、ちゃんと現地で使われているんだ」と実感できました。
もちろん大変なこともあって、ちょうど出張に行った日に大雨で市街地が冠水してしまったんです。お客様が街の中心部に来られなくなってしまったので、急遽予定を変更したりとバタバタしましたが、今となってはいい経験だったと思います。

とりあえずやってみるのが一番大事
ー毎日どのように働いていますか?
モザンビークは4人のチームで担当しています。基本はリモートワークなのですが、必要なコミュニケーションはしっかり取れる環境が整っています。社内だとチャットでいつでも連絡ができ、しっかりと話したいことがあればオンラインミーティングをします。月に何度かは、六本木オフィスや調布オフィスに出社して、対面でミーティングすることもあります。
オフィスに行ったときに社長がいると、「行きたい人は飲みに行こう」と誘ってくれます。私はゴルフ部に所属しているので、そこでも役員の方も含めて他の部署の人とも交流できていますね。社内には外国の方が多いので、挨拶でハグや握手をしたり、全体的に明るくてフレンドリーな雰囲気です(笑)。
服装が自由なところも気に入っており、グローバルなスタッフがそれぞれの格好で伸び伸びと仕事をしております。
ー社内の文化で特徴的だと感じる点はありますか?
「何でもとりあえずやってみろ」という考え方ですかね。たとえば、まだアンゴラでの売上実績がないときに、出張を提案したことがあります。無駄足になるリスクもあったと思いますが、「現地に行かないとわからない情報があるはずです」と上司に相談したら、「じゃあ行ってみよう」と二つ返事でOKしてくれました。
結局はアンゴラに行ったタイミングで、ちょうど通貨が下落してしまって、売上にはつなげられなかったんですが、失敗として責められることはありませんでした。上司から「こうやって現地に行ってみた経験が大事なんだ」と言ってもらえたのは、嬉しかったですね。
ー今後の目標はありますか?
モザンビークの各都市に代理店を作っていきたいです。現地に代理店があれば、日本が夜の間も対応できますし、「売り手の顔が見えたほうが安心する」というお客様にも買ってもらいやすくなります。ビィ・フォアードは、アフリカ諸国の中でもタンザニアへの進出が進んでいるので、自分の担当エリアも市場を成長させ、それに追いついていきたいです。
ーZicoさんは、どんな人と一緒に働きたいですか?
自分で情報を集めたり、アイデアを出したりして、「まずはやってみよう」と動けるタイプの人ですね。ビィ・フォアードのビジネスは正解が決まっていない部分も多いので、試行錯誤を楽しめる人が合っていると思います。
逆に言うと、待ちの姿勢の人は、リモートワークだと特に大変かもしれません。声をかければ優しく答えてくれる人ばかりなので、自分からガンガン相談しにいける成長志向が高い人がいいですね。

私のオフタイム
学生時代からスポーツ一筋で、今も週末は体を動かしています。現在は地元の硬式ソフトボールチームに所属し、毎週練習や月1回ほど県外で試合に参加してます。冬の間はほぼ毎週スキーに出かけ、自然の中でデスクワークの疲れをリフレッシュしています。
