仕事紹介
物流(国内)

役割
国内で仕入れた車両をヤード(保管場所)に輸送して保管し、ECサイトに掲載できるように準備して、購入されたら海外へ輸出する船に積む為の手配までが、国内物流部の仕事です。この一連の流れを、ミスなく着実に、そして無駄なく効率的に進めることを目指しています。

チーム体制

「商品管理チーム」「船積チーム」「修理検査チーム」に大きく分かれています。
商品管理チームは、仕入部がオークションで落札した車両を、物流業者と連携してヤードまで輸送します。そしてECサイトに掲載する商品写真の撮影をパートナー企業に依頼します。ECサイトへの商品情報の登録と撮影された写真の確認は、沖縄オフィスのチームが担当しています。
船積チームは、購入された車両を海外へ輸出する船に積み込むための手配を行います。
修理検査チームは、輸出前に必要な検査と場合によっては修理を手配し、万全の状態になった商品を船積チームに引き渡します。
業務内容
落札した車両の輸送
仕入部がオークションで落札した車両を、どのヤードに保管するか判断し、物流会社に依頼して輸送を手配します。「今日は何台が搬入される予定か」「あと何台の空きがあるか」「他に空いているヤードはないか」など、各ヤードの管理会社と細かくやり取りしながら進めます。
撮影・登録の手配
車両がヤードに到着したら、ECサイトに掲載する商品写真の撮影を手配します。写真の細かなチェックとECサイトへの商品情報の登録は、沖縄オフィスのチームが担当していますが、その作業の進捗は商品管理チームが確認しています。
新規ヤードの開拓
ビィ・フォアードが利用しているヤードは全国に複数ありますが、仕入れや販売の状況によっては、空き状況に余裕がなくなることがあります。そのため数ヶ月に一度くらいのペースで、新しいヤードを探して車両の保管場所を確保しています。
輸送方法の検討
車両が購入されたら、目標の出航日に合わせて、いつどの船に載せて輸出するかを考えます。セールスマーケティングの担当者とも相談しながら、船の空き状況やコスト、到着時期などを踏まえて、最適な輸送プランを検討します。
船積みの手配
輸送プランが決まったら、船会社に連絡して車両を載せるスペースを予約(ブッキング)します。直前に予約が埋まってしまったり、輸出前検査のスケジュールが変更になったりする場合もあるため、出航まで常に状況を確認して何かイレギュラーがあれば迅速に対応します。
振り返りと改善
販売から船積みして出航するまでの日数には、目標があります。定期的に目標と実績を照らし合わせて振り返り、遅れが多い場合などには原因を特定して対策を考えます。そうして改善を繰り返し、輸送期間の短縮やコスト削減を目指します。
輸出前の検査
輸入規制のある国へ販売する車両は、輸出前に規定の検査を行って証明書を取得しなければなりません。出航の予定日に合わせて検査の日程を組み、パートナー企業に作業を依頼して工程を管理します。もし検査に通過できなかった場合は、原因を特定して再検査を進めます。
故障・不具合の修理
落札した時点で故障がある車両や、検査で不備が見つかった車両は、販売もしくは輸出の前に修理します。検査と同じく実業務を行うのはパートナー企業のため、電話やメールでやりとりして状態を確認しつつ、的確に指示を出します。
パーツ交換・カスタマイズ
故障や不備がなくとも、お客様の要望や販売戦略によって、カーナビなど新しいパーツをつけたり、古い部品を新しいモノに交換することもあります。車両の販売価格とカスタマイズにかけられるコストを踏まえて最適なパーツを選び、パートナー企業に交換を依頼します。
仕事の面白さ
01 パズル感覚で工程管理を楽しめる
目標のスケジュールに合わせて、複数のタスクを並行して対応し、イレギュラーがあれば対処していくのは、複雑なパズルを解いているような感覚で、管理や調整が好きな人ならとことん楽しめます。そして計画通りにピタッとハマって、順調に進んだ時の達成感は格別です。
02 世界規模のスケール感を味わえる
輸送や検査を手配した車両が、実際に海を渡って様々な国のお客様のもとに届く様子を見ると、仕事のスケールの大きさを感じられます。英語を使う機会や海外出張はありませんが、各国の輸送ルートや法律などについて触れる機会が多く、世界とつながっている感覚を味わえます。
03 コミュニケーションの工夫が成果につながる
コストやスケジュール的に厳しいと思われる局面でも、パートナー企業に上手く依頼・交渉すれば乗り切れることが多いです。だからこそ、「どんな風に伝えたら気持ちよく動いてもらえるか?」を考えて、伝え方を工夫する面白さがあります。
社員の声
やりがい・面白さ

業務を改善したときの達成感
日々の難しい業務の改善活動の成果が出ると、とてもやりがいや達成感を感じます。
大変さ・難しさ

いかに効率的に進めるか
限られた時間の中で、取引先や社内の各チームと効率良くコミュニケーションを取って進めていくことが求められます。
得られる経験・スキル
01 計画通りに物事を進める段取り力
目標から逆算して計画を立て、複数のタスクに優先順位をつけて処理していく能力が磨かれます。大きな問題が起きないよう先回りして段取りを組み立てていく力は、プロジェクトマネジメントの基本であり、物流の仕事に限らず、あらゆる業界や職種の仕事で役立ちます。
02 調整役としてのマネジメント力
様々なパートナー企業や社内の各チームと密接に連携しながら仕事を進めるため、常に相手の立場を考えてコミュニケーションを取る習慣が身につきます。時には難しい要望を通したり、逆に困難な依頼を受けることもあり、交渉力や対応力も鍛えられます。
03 物流や自動車に関する専門知識
各チームでの業務内容に応じて、国内での効率的な物流のノウハウ、貿易や輸出に関するルールと手続き、多種多様な車種の整備の知識などが蓄積されていきます。そうして身につけた専門的な知見が、物流業界や自動車業界で活躍していくための土台となります。
社員の声
身についたスキル

効率的な計画を立てる力
自分だけでなくチーム全体の作業効率を上げる、スケジュールの組み立てができるようになりました。
身についたスキル

チームで助け合う力
業務をチームで共有しフォローしあえる環境を作り、仕事への取り組み方やモチベーションに良い変化をもたらせるようになりました。
身についたスキル

社外とのコミュニケーション力
社外のパートナー企業と電話などで会話する機会が多いため、コミュニケーション能力が磨かれました。
向いている人
-
コツコツと真面目に業務を進めていきたい人
-
マルチタスクに対応するのが得意な人
-
物事を管理したり、調整する仕事を楽しめる人
-
いろいろな立場の相手と協力しながら働きたい人
-
物流もしくは自動車に興味がある人
1日のスケジュール
商品管理チームの1日の例
- 09:00
-
前日までの対応状況の確認
前日に仕入部が落札した台数を改めて把握し、今日どのヤードに何台が輸送される予定か、予定通り進んでいるかを確認します。
- 10:00
-
進捗管理・トラブル対応
ヤードへの輸送や、写真撮影、商品情報の登録などが問題なく進んでいるか確認し、何か遅れやトラブルがあれば対応します。
- 12:00
-
昼休憩
- 13:00
-
進捗管理・トラブル対応
- 15:00
-
新たに落札された車両の確認
その日のオークションが終了したら、仕入部が落札した車両を確認し、輸送や撮影の手配を進めます。
- 17:00
-
退勤
船積チームの1日の例
- 09:00
-
手配状況の確認
船会社からのメールや社内システムをチェックして、前日に予約した船の積載スペースが問題なく確保できているかを確認します。
- 10:00
-
調整・トラブル対応
船積みの進捗を確認し、積載スペースが足りない、スケジュールに遅れが出て間に合わない、などの問題があれば、別の船会社に切り替えるなどの対応を行います。
- 12:00
-
昼休憩
- 13:00
-
調整・トラブル対応
- 15:00
-
販売された車両の船積み手配
お客様から入金があった車両についてセールスマーケティングチームから報告を受けたら、どの船に載せるかを検討して、手配を進めます。
- 17:00
-
退勤
やりがい・面白さ
上手く進められたときの喜び
社外のパートナー企業や各チームと調整を図り、イレギュラーな事態が起こっても、スムーズに手配を進められたときには達成感があります。