仕事紹介
物流(海外)

役割
日本から世界、または世界の国から国へと、海を越えて商品を届けることが海外物流部のミッションです。様々な物流企業と連携して、より早く・確実に・安く届けられる輸送ルートを構築することを目指しています。

チーム体制

「フレートフォワーディング」「ローカルロジスティクス」「ロジスティクスセールス」という3つのグループに大きく分かれています。
フレートフォワーディングは、商品を船に載せて日本から海外の港に届けるまでの手配を担当しています。
ローカルロジスティクスは、港からお客様の最寄りの都市までの陸送や、海外の国と国をつなぐ三国間貿易を手配します。
ロジスティクスセールスは、ビィ・フォアードの物流ネットワークを活用した新規事業「ポチロジ」の推進を担っています。
業務内容
船会社へのブッキング
船会社と交渉して、商品を積むスペースを確保します。航路や運賃は世界情勢や時季によって変動するため、複数の船会社を比較検討して最適なルートを探ります。ブッキングが確定したら、社内の国内物流チームや外部の物流パートナー企業と連携し、商品を倉庫から港に運んで船に積み込むための手配を進めます。
書類の管理
商品を海外へ輸出するには、様々な明細書や証明書を作成したり、船会社が発行した書類などを管理する必要があります。書類に不備があれば、商品の到着に遅れが出てしまったり、輸送費がかさんでしまうこともあるため、ミスなく確実に進めることが求められます。
輸送ルートの開拓・業務効率化
日々の海外輸送の手配に加えて、新しい船会社や輸送手段の開拓、書類の作成・管理オペレーションなどの改善も行います。自分の業務やポジションに関係なく、より早く・確実に・安く商品を届ける方法を模索し、自由にアイディアを出すことができます。
現地輸送の手配
現地のエージェントと連携してドライバーを手配し、港から商品を運転してお客様の最寄りの都市まで運んでもらいます。一時的に到着先で商品を保管する必要がある場合は、港の保管先を管理している業者との連携や交渉も行います。
輸送ルート・パートナーの開拓
どんなお客様にも最寄りの都市まで一貫して届けられるよう、様々な地域で輸送ルートやパートナーの開拓を進めます。各地域での法規制や地理的な制約に合わせたルートを構築する必要があり、現地の状況を確認するため出張に行くこともあります。
三国間輸送の手配
シンガポールからアフリカ諸国など、海外の国から国への輸送を手配します。船会社のブッキングや書類の管理など一連のフォワーディング業務を一人が幅広く担当して進めます。各国ごとに担当者がいて、その国の物流に関するスペシャリストを目指せます。
お問い合わせへの対応
日本国内向けに展開している「ポチロジ」という海外輸送の代行サービスのお問い合わせ窓口として対応します。荷物や届け先などお客様の要望をヒアリングして、その内容に合わせた最適なプランを提案。受注後は、社内の他チームと連携して輸送を手配します。
新しいサービスの企画
ビィ・フォアードが持っている物流のネットワークやノウハウを活かして、ポチロジのサービスを拡大できないか考えます。見込みがありそうなアイディアは、実際にお客様に提案してみたり、試験的に実施してみて、本格的に展開していくべきか検証します。
マーケティング・営業活動
ポチロジや新たな物流サービスを、より多くのお客様に知ってもらうために活動します。社内のデジタルマーケティングチームと連携して、ウェブ広告の運用やランディングページの制作・改善を行ったり、企業相手には電話やメールでアプローチすることもあります。
仕事の面白さ
01 全世界を相手に物流の仕事ができる
207の国と地域と取引しているため、アフリカを始めとした新興国から、中南米やヨーロッパまで、幅広い国を相手にできます。各国で異なる法律や文化、地理的な制約などを考慮しながら、最適な輸送ルートを導き出すのが、この仕事の難しさであり面白さでもあります。
02 物流に対する視野が広がる
船による海上輸送がメインではあるものの、商品によっては空輸や現地輸送なども幅広く扱っています。チームによっては三国間の物流や物流サービスの企画・営業などに挑める可能性もあり、物流に対して様々な切り口から携わることができます。
03 前例がないことにチャレンジしやすい
輸送ルートを開拓する、これまでとは異なる船会社と交渉する、書類の手続きフローを変える、今までにない物流サービスを企画するなど、どんな業務でも新たなチャレンジが歓迎されます。社員の提案に対する決裁も早いため、自分のアイディアをスピーディに形にしやすいです。
社員の声
やりがい・面白さ

新しいサービスの立ち上げ
新しく作りあげた海外物流サービスが、最初は実際に使われるか社内でも不安があったものの、その後は定期的に利用されるサービスに育っていったのは、良い経験でした。
大変さ・難しさ

初めての状況への対処
日々の仕事の中では、初めて遭遇する状況や想定外のトラブルも多く、その度に自分の頭で対応を考えなくてはならないのが大変ですが、同時にそれが面白さでもあると感じています。
得られる経験・スキル
01 海外物流の最前線の知識
輸出に関する法律や手続きなどの基本から、より着実に効率的に輸送を手配するための実践的なノウハウまで、物流の専門的な知識を身につけることができます。そして日々変化を続ける業界の最前線に身を置いて濃密な経験を積み、海外物流のエキスパートを目指せます。
02 国を越えた調整・交渉力
船会社などのパートナー企業、現地のエージェント(代理店)など、多様な相手と調整・交渉していかなければなりません。もちろん国内だけでなく海外の企業ともやりとりしますし、社内のメンバーも国際色豊かなため、英語を使ったコミュニケーションスキルが磨かれます。
03 業務に対する改善提案力
決められた手続きを同じように繰り返すのではなく、「もっと良い方法はないか?」「他に手段はないのか?」と常に改善案を考える習慣が身につきます。これは物流の仕事に限らず、どんな職種の業務においても役に立つ普遍的な能力です。
社員の声
身についたスキル

多様な文化への対応力
輸出先ごとの手続きや流れの違い、その国の人々の好みや性格がわかってきて、多様な文化に対応できるようになりました。
身についたスキル

物流の専門資格を取得
仕事を通じて輸出入の手続きに関する知識を学び、貿易実務検定や通関士などの資格を取得することができました。
身についたスキル

英語でのコミュニケーション力
入社してから英語力のレベルが上がり、異なる国の相手にも「自分の意見をいかに伝えるか」を考えるスキルが身につきました。
向いている人
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英語を使って物流業務に携わりたい人
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様々な国との物流に興味がある人
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海外物流に関する専門的な知識を身につけたい人
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新たなチャレンジへの意欲が強い人
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物流をサービスとして販売することにも興味がある人
1日のスケジュール
フレートフォワーディングの1日の例
- 09:00
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手配状況の確認
船会社からのメールや社内システムをチェックして、前日に予約した船の積載スペースが問題なく確保できているかを確認します。
- 10:00
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調整・トラブル対応
船積みの進捗を確認し、積載スペースが足りない、スケジュールに遅れが出て間に合わない、などの問題があれば、別の船会社に切り替えるなどの対応を行います。
- 12:00
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昼休憩
- 13:00
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書類作成・管理
輸出に必要な書類の作成を社内の別チームに依頼したり、船会社から発行された書類を確認して、手続きを進めます。
- 15:00
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販売された車両の船積み手配
お客様から入金があった車両についてセールスマーケティングチームから報告を受けたら、どの船に載せるかを検討して、船積みを手配します。
- 17:00
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退勤
ローカルロジスティクスの1日の例
- 09:00
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現地の輸送状況の確認
現地エージェントと連絡を取り、前日までに手配した現地輸送が問題なく進んでいるか確認します。
- 10:00
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調整・トラブル対応
輸送のスケジュールに遅れが出ている、現地の港での車両の保管場所が足りなくなっている、などの問題が発生していたら、関係各所とやりとりして解決に向けて動きます。
- 12:00
-
昼休憩
- 13:00
-
現地輸送の手配
現地輸送サービスの注文をいただいたら、現地エージェントと連携して、輸送を担うドライバーなどを手配します。
- 15:00
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新たな輸送ルートの調査
現地に詳しいエージェントの意見も聞きながら、まだ開通していない現地輸送のルートを開拓するための調査を進めます。
- 17:00
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退勤
ロジスティクスセールスの1日の例
- 09:00
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お問い合わせ確認
ポチロジなどの物流サービスに関する、お客様からのお問い合わせを確認し、返信します。
- 10:00
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見積もり・プラン作成
お客様からのお問い合わせの内容や、商談でヒアリングした要望に合わせて、輸送プランと見積もりを検討します。
- 12:00
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昼休憩
- 13:00
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お客様との商談
物流サービスに興味を持っていただいたお客様と商談し、課題をヒアリングしたり、ビィ・フォアードが提供できる価値を提案します。
- 14:00
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企画・マーケティング
サービスの改善案や新規サービスを企画したり、より多くの人に物流サービスを知っていただくためのマーケティング戦略・施策を考えます。
- 16:00
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社内ミーティング
社内のデジタルマーケティングチームとミーティングして、広告運用やランディングページの方向性の検討や改善に向けた議論を行います。
- 17:00
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退勤
やりがい・面白さ
未知の経験で視野が広がる
韓国で中東系のビジネスパーソンの方の働きぶりに圧倒されたり、これまで生きていて経験してこなかった環境に身を置いて、普通の日本企業に就職していたら出会わないであろう人達と関わることで、自分の視野が広がっていくのに喜びを感じます。