リチウムイオン電池を内蔵するスマホは、国際輸送をするなかで発火のリスクがあることから、海外への発送が厳しく規制されています。
しかし、海外への発送が一切認められていないわけではなく、規則に則ったうえであれば発送可能です。
具体的には、耐久性の高い梱包や専用ラベルの貼付、航空貨物運送状への記載方法などのルールが定められています。
本記事では、スマホを海外に発送する際の注意点、梱包の方法、iPhoneやモバイルバッテリーの海外発送について解説します。
スマホは海外発送できる?
スマホは基本的に海外発送が可能ですが、リチウムイオン電池を内蔵しているために、厳しい安全基準が課せられています。
スマホの海外発送ができるかどうかは、配送業者や送り先の国などによって異なり、たとえば日本郵便では制限付きで送れる一方、一部の配送業者ではスマホそのものが発送不可とされていることもあります。
続いて、リチウムイオン電池に関する規制や背景について見ていきましょう。
リチウムイオン電池内蔵製品の輸出規制
リチウムイオン電池は発火や爆発の危険があることから、国際輸送において厳しく規制されています。
スマホのように電池が内蔵された製品は、「1梱包あたり2台まで」などの制限のもとで条件付き発送が可能で、それ以上の数量を送る場合は荷物を複数に分けるなどの対応が求められます。
また、ヤマト運輸のように一部配送業者では、スマホを含むリチウム電池およびリチウム電池使用製品の発送が禁止されている場合もあります。
ただし、規制の内容は各社・各国で異なるため、スマホを海外に発送する際には事前確認が必須です。
リチウムイオン電池内蔵製品の輸出が厳しくなった背景
リチウムイオン電池に対する輸送規制が厳格になった背景には、過去に航空機内で発生した火災事故が関係しています。
国際航空運送協会(IATA)では、危険物としてリチウム電池の扱いを明確化し、梱包方法・電池容量・表示内容などに細かい基準を設けています。
モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池そのものの輸送に比べると、まだスマホのようなリチウムイオン電池内蔵品は規制が緩いものの、さまざまな制限が課されています。
スマホを海外発送する際の注意点

前述のとおり、スマホを海外に発送するうえでは、運送事業者が定める要件を満たす必要がありますが、そのほかにも注意すべきポイントはいくつかあります。
以下では、スマホを海外発送する際の注意点について解説します。
発送時の要件
輸送上の安全を確保するため、電池の種類や状態に関する情報を明示する必要があります。
国連の危険物輸送規則(UN規則)上では、少量のリチウム電池の簡易輸送を認めるSP188という規則が定められており、スマホの場合にはワット数(W)やリチウム含有量などの要件を満たしていれば、一般普通品輸送が可能です。
ただし、耐久性の高い梱包、リチウム電池ラベルの貼付などが必須となります。
また、航空輸送の場合には、国際航空運送協会(IATA)の規則にならい、航空貨物運送状に「Lithium ion batteries in compliance with Section II of PI967」の記載も求められます。
ポチロジの海外輸送サービスでは、「そもそも送ることができるのか」や「どうやって送ればいいか」なども相談可能です。
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SIMロックの解除
SIMロックがかかったままのスマホは、海外で現地のSIMカードを挿入しても通信ができない可能性があります。
たとえば、auのSIMロックがある端末は基本的にau回線しか利用できず、現地にauが提携する通信業者の回線がない限りは利用できません。
そのため、発送前には通信キャリアの公式サイトやカスタマーサービスを通じて、SIMロック解除を行う必要があります。
解除済みであれば、渡航先や購入者側で自由に通信事業者を選んで利用できるようになります。
ただし、SIMカード自体を受託禁止品にしている国際宅配便業者もいるため、業者選びの際にはかならず確認しておきましょう。
内蔵データのバックアップや削除
スマホには連絡先、写真、メッセージ、ログイン情報など、多くの個人情報が保存されています。
万が一、輸送中に端末が紛失・破損した場合、これらの情報が漏洩・消失するリスクがあるため、発送前には必ずバックアップをとっておきましょう。
また、販売を目的とした輸出の場合は、個人情報保護の観点からもデータの削除や初期化は必須です。
端末上のデータを削除したとしても、GoogleアカウントやAppleIDなどにログインしたままになってしまっているケースもあるため、注意しましょう。
送り先の国や地域の規制
スマホを海外に発送する際は、送り先の国や地域が設けている輸入規制も事前に確認する必要があります。
例えば、リチウムイオン電池内蔵製品の発送手配自体は可能でも、現地側で受け取ることが出来るかは現地の規制によって異なるので、注意が必要です。
発送ができても、受取国側でスマートフォンの輸入にはライセンスが必要との規制があれば、受取人がライセンスを保持していなかった場合、強制返送されるリスクがあります。
ポチロジの海外輸送サービスでは、ご不安やご不明な点があれば事前にご相談いただけます。
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追跡・補償などの付帯サービス
スマホは高価な電子機器であるため、海外発送時には追跡サービスと補償制度の有無を確認しておくと安心です。
たとえば、日本郵便のEMSは追跡機能があり、一定額までの補償も付属していますが、DHLのような国際宅配便の方がより詳細な追跡や、高額補償が可能となっていることが多いです。
ポチロジでは独自のネットワークを活かし、サービスの充実した国際宅配便を手配可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
スマホを海外発送する際の梱包方法

スマホを海外へ発送する際は、水濡れと衝撃への対策が必須です。
国内配送に比べて輸送距離が長く、さまざまな人の手を渡って届くことから、どうしても国際配送では貨物がダメージを受けやすくなります。
まず、水濡れを防ぐために端末をビニール袋で密封し、そのうえで緩衝材(プチプチなど)でしっかりと包みましょう。
外装には、輸送中の衝撃に耐えられるような厚手の段ボール箱を使用し、可能であればフィルム付きのクッションボックスなどの専用資材を利用すると安心です。
また、リチウム電池内蔵製品であることを示すマークも忘れずに貼付しましょう。
スマホの海外発送に関するよくある質問
スマホの海外発送には複雑な規則や細かいルールがあるため、さまざまな疑問を抱く方も少なくないでしょう。
最後に、スマホの海外発送に関するよくある質問と回答について紹介します。
iPhoneは国際郵便で海外発送できる?
iPhoneはリチウムイオン電池を内蔵した精密機器ですが、基本的にはEMSや航空便などによる海外発送が可能です。
ただし、発送できるかどうかは、配送事業者や送り先の国の制限によって異なります。
発送前には、日本郵便や国際宅配便を取り扱う会社の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
スマホのモバイルバッテリーは海外発送できる?
モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池の「単体」とみなされるため、非常に厳しい制限がされており、たとえば日本郵便ではすべての配送方法(EMS・航空便・船便)で発送が禁止されています。
同様に、充電機能付きのワイヤレスイヤホン、電子タバコなども発送できません。
これらの製品は国際輸送上「危険物」に分類されており、スマホよりも厳しく規制されています。
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