越境ECを始める事業者にとって、有力な選択肢の一つがeBayです。
eBayは、世界中のユーザーに向けて商品を販売できるECプラットフォームで、アメリカやヨーロッパをはじめとする国々で多く利用されています。
セラーアカウントを開設して商品情報を入稿するだけで出品でき、多くの事業者から人気である一方、eBayならではのデメリットもあるため、利用を検討している場合はチェックしておくと良いでしょう。
本記事では、eBayの基本的な仕組みやShopifyとの違い、売れやすい商品ジャンル、メリット・デメリット、始め方や注意点について解説します。
越境ECプラットフォームのeBayとは

eBayは、アメリカ発の世界最大級のオンラインマーケットプレイスの一つです。
190以上の国と地域で利用されており、1.34億人ものアクティブバイヤー(年に一回以上の購入があるユーザー)を抱えています。
もともとはオークションサイトとしてスタートしましたが、現在では即時購入(Buy It Now)形式も一般化しており、約2億点の商品が販売されています。
Shopifyとの違い
越境ECを検討する際、eBayと並んで比較対象になりやすいのがShopifyです。
どちらも越境ECを構築できるプラットフォームではありますが、特徴や役割が大きく異なります。
eBayは、Amazonや楽天市場のように、プラットフォーム上に出店する形式のECモールです。
日常的にeBayを利用しているユーザーがいるため、出品するだけで一定の集客が見込めますが、ほかの出品者との価格競争に巻き込まれやすい側面もあります。
一方、Shopifyは自社ECサイトを構築するためのツールです。
デザイン・機能などの自由度は高くなりますが、サイトへの集客も自社で行う必要があります。
eBayで売れやすい商品
eBayでは、日本ならではのカルチャーに関連する商品や、日本製の品質が評価されるカテゴリが人気です。
越境EC全体の傾向として、以下のようなジャンルは安定した需要があります。
- アニメ・ゲーム・キャラクター関連グッズ
- 中古ブランド品・腕時計
- カメラ・レンズ・オーディオ機器
- 自動車・バイク関連パーツ
- フィギュア・トレーディングカード
国・地域ごとに売れやすいジャンルに傾向があるため、アメリカ向け・イギリス向け・中国向けなど、販売先別にリサーチを行うことで、より売れやすい商品選定が可能です。
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eBayで越境ECを構築するメリット

越境ECを構築するプラットフォームにはさまざまなものがありますが、eBayが高い人気を誇る背景にはどのような理由があるのでしょうか。
以下では、eBayで越境ECを構築するメリットについて解説します。
世界190ヶ国の消費者に対してリーチできる
eBayは世界規模のマーケットプレイスであり、出品した商品は世界中のバイヤーに販売可能です。
さらにモール型のECプラットフォームであるため、自社で広告や集客施策を行わなくても、市場参入できる点は大きな強みです。
アメリカやヨーロッパをはじめ、購買力の高いグローバル市場に、コストを抑えてリーチすることができます。
日本語でのサポート・マニュアルが充実している
eBayの運営元はアメリカの企業ですが、日本のセラー向けに日本語のマニュアルやサポートコンテンツも提供されています。
もちろん海外の顧客とのコミュニケーションには、外国語が必要となる場面もありますが、日本語でのサポートやマニュアルのほか、セミナーやワークショップなども設けられています。
セラー保護プログラムによってリスクを軽減できる
eBayには、不正取引や不当なクレームから出品者を守るためのセラー保護プログラムが用意されています。
一般的に、小売業においては顧客の立場が強く、購入者とのトラブルに悩まされることもありますが、eBayでは出品者側が不利になりすぎないよう配慮された仕組みが整っています。
具体的には、代金の未払い、虚偽の未着申し立て、不当な低評価などがあった際に保護プログラムが適用されます。
eBayで越境ECを構築するデメリット
eBayにはさまざまなメリットがある一方、注意すべきデメリットもあります。
以下では、eBayで越境ECを構築するデメリットについて解説します。
オークションサイトならではの販売特性がある
eBayはもともとオークション形式のプラットフォームであるため、固定価格販売が主流のECモールと比べて、価格が変動しやすいという特性があります。
とくにオークション形式を利用する場合は、想定よりも安く落札されるリスクがある一方、需要が高い商品では高値で売れる可能性もあります。
販売戦略として、オークション形式と即時購入形式を使い分ける必要があります。
販売金額・掲載出品数に上限が設けられている
eBayでは、アカウントの評価や実績に応じて、販売金額や出品数の上限が設定されています。
とくに新規立ち上げ後の数ヶ月間は、制限が厳しく、開設後すぐに高単価の商品を販売すると、eBayのシステム上の確認が入る場合があり、一時的に販売制限がかかることもあります。
eBay Japanの販売サポートに申し込んで審査を受けると、はじめから上限を引き上げることができるため、高単価商材を取り扱う場合は確認しておきましょう。
eBayで越境ECを始めるための手順

eBayで越境ECを始める際の基本的な流れは、以下のとおりです。
eBayアカウントを作成する
まずはeBayの公式サイトからセラーアカウントを作成します。
eBayは、個人・法人どちらでも登録可能です。
また、決済代行会社であるPayoneerのアカウントと、eBayのセラーアカウントを紐づける必要がある点に注意しましょう。
売れ筋の商品をリサーチする
次に、eBay内の販売価格や落札済み商品などを確認して、実際に売れている商品をリサーチします。
仕入れられる量や、仕入れ価格なども考慮しつつ、利益率と回転率のバランスをみて販売商品を決定しましょう。
商品の基本情報・詳細情報を入力する
販売商品が決定したら、商品名・カテゴリ・説明文・価格・配送方法などを入力します。
顧客は購入前に、実際の商品を確認することができないため、サイズ・状態・付属品の有無などをできるだけ詳しく記載することが重要です。
また、商品画像もディテールが伝わるよう、さまざまな角度から撮影しておくとよいでしょう。
最終確認をして出品する
入力完了後、プレビューをチェックして問題がなければ出品します。
出品後も日々のアクセス数やウォッチ数を確認しながら、価格調整や商品説明の改善を行い、成約率を高めていくことがポイントです。
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越境ECを運営するうえでの注意点
eBayで越境ECを行う際は、関税や輸入規制、国際配送に関する実務対応が欠かせません。
とくに関税や輸入制限などのルールは国ごとに異なるため、販売前に必ず確認する必要があります。
また、海外発送ではインボイスなどの通関書類の作成が必要ですが、書類不備があると通関遅延や返送、関税などの諸費用の追加につながることもあります。
これらのトラブルは購入者の不満・クレームにつながる可能性があり、越境ECの運営事業者にとっては大きなリスクをはらんでいます。
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