海外発送において、多くの方が悩むポイントとして通関時のトラブルがあります。
「税関で止まったまま動かない」や「追加の書類提出を求められた」など、通関にまつわるトラブルにはさまざまなものがあります。
しかし、これらの通関トラブルは、事前の情報収集や確認によって防げることも少なくありません。
本記事では、海外発送でよくある通関トラブルの具体例から、税関で止まる理由、通関にかかる日数の目安、トラブルを防ぐための対策について解説します。
海外発送における通関とは

通関とは、貨物を国境を越えて輸出入する際に、税関で行われる各種手続きのことを指します。
通関には大きく分けて、日本など発送国の税関で行う輸出通関、到着国の税関で行う輸入通関の2種類があります。
具体的には、貨物の内容や価格、原産地、法令違反の有無などが確認され、問題がなければ通関が許可されて次の工程へ進みます。
海外発送でよくある通関トラブルの例
通関は、国際的に輸送が禁止・制限されている物品や、生態系や環境へのリスクが懸念される貨物の出国・入国を防ぐための重要な手続きです。
そのため、各国の法律や貿易ルールに基づいて厳密な審査が行われ、書類の不備や記載ミス、貨物内容に不明な点などがある場合、トラブルに発展することも少なくありません。
以下では、海外発送でよくある通関トラブルの例について紹介します。
税関で貨物が止まる
通関時、書類の確認や貨物検査が長引くと、なかなか荷物が届かないことがあります。
配送業者のステータスを確認しても、通関で止まったままになるため、発送側・受取側ともに詳しい状況が分からず、不安になるというケースも少なくありません。
貨物が没収・返送される
通関時に規制品や禁制品が含まれていると判断された場合、貨物が没収されたり、発送元へ返送されたりすることがあります。
たとえ実際の貨物の内容に問題がなかったとしても、送り状やインボイスなどの添付書類と整合性がとれていないと、輸出入の許可がおりないため注意しましょう。
追加書類の提出を求められる
税関でインボイスや送り状などの必要書類を確認したうえで、追加書類の提出が求められるケースもあります。
たとえば原産地証明・成分表など、貨物の内容によって詳細に確認すべき事項があると判断された場合に必要となります。
想定外の関税・税金が発生する
輸入時の通関では、申告価格や品目分類(HSコード)に基づき、関税やその他諸費用が課されますが、想定外の関税・税金が発生することもあります。
とくに申告価格や品目分類が誤っている場合には、当初想定していたよりも費用が高額になりやすいため注意が必要です。
海外発送で通関トラブルが起きる原因

前述のように、海外発送においてはさまざまな通関トラブルがありますが、多くの原因は共通しています。
主な原因は、書類の不備や記載ミス、各種法令への理解不足です。
以下では、海外発送で通関トラブルが起きる原因について解説します。
インボイス・パッキングリストなどの記載不備
通関トラブルの原因として非常に多いのが、インボイスやパッキングリストなどの記載不備です。
とくに海外発送に慣れていない方の場合、以下のような不備が多く見られます。
- 貨物の内容が曖昧(foodsやcosmeticsなど)
- 数量・金額が不正確
- 通貨の記載ミス
- HSコードの誤り
食品や化粧品の中でも、原料や内容物によって送れるものと、そうでないものがあるため、貨物の内容は詳細に記載する必要があります。
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原産地証明書などの必要書類の不足
輸入国や貨物の内容によっては、原産地証明書や各種証明書の提出が求められることがあります。
原産地証明書は、製品がどの国で製造されたかを証明する書類です。
多くの国では、特定の国や地域からの輸入品に対して異なる関税率を設けており、原産地証明書を拠り所として、適切に関税率を適用しています。
とくに税制上の優遇制度を利用する場合には、証憑の提出が求められることが一般的です。
規制品・禁制品などの法令違反
国際輸送においては、輸出入が禁止・制限されている品目があり、禁制品や規制品と呼ばれています。
たとえば、食品・医薬品・化粧品・電池・アルコール・動植物由来製品などは、厳しい規制が設けられていることがあります。
規制対象の品目や、それに類する貨物があると、通関での検査が遅延したり、没収や返送となったりしやすいため、関連する法令は事前に確認しておきましょう。
また、書類上は不備がない場合でも、税関職員の知識や経験、または日本特有の商品に対する理解の差異により、開披検査の対象となったり、輸入が認められないケースがあります。こうしたリスクを避けるためにも、十分な準備を整えたうえで臨むことが重要です。
海外発送の通関手続きにかかる日数目安
通関にかかる日数は、輸送方法や貨物の内容、税関の混雑状況によって異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです。
| 海上貨物(輸入通関) | 1〜3日程度 |
| 航空貨物(輸入通関) | 1日程度 |
| 海上貨物(輸出通関) | 3〜5日程度 |
| 航空貨物(輸出通関) | 1〜2日程度 |
航空貨物に比べて、船舶を利用する海上貨物は取扱量が多いため、通関に時間がかかりやすい傾向があります。
また、年末年始や大型連休前後、繁忙期には税関の審査が混み合い、通常よりも日数が延びることもあるため、余裕を持ったスケジュールを立てておきましょう。
海外発送で通関トラブルを防ぐためのポイント

通関トラブルの中には、事前の準備と確認を徹底することで防げるものも多くあります。
以下では、海外発送で通関トラブルを防ぐためのポイントについて紹介します。
必要書類に不足がないかをチェックする
発送前には、インボイス・パッキングリスト・原産地証明書など、必要書類がすべて揃っているかを必ず確認しましょう。
国や貨物内容によって必要書類は異なるため、事前に輸送会社や通関業者に確認しておくことが大切です。
インボイス・パッキングリストなどを正しく記載する
商品名はできるだけ具体的に記載し、数量・単価・総額・通貨・原産国などの情報を正確に記入することが重要です。
曖昧な表現や記載漏れは、税関での確認対象となり、通関遅延の原因になりかねません。
国ごとの輸入規制を確認する
輸入規制には、国際条例によって定められるものと、国ごとに定められるものがあります。
前者はあらゆる国で共通のルールですが、後者は送り先によって、禁止や制限がかかる品目・必要な許可や例外などが異なります。
そのため、対象国の輸入規制を事前にチェックしておきましょう。
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