海外発送では、輸送距離の長さや複数回の積み替えなどにより、輸送中に貨物が破損するリスクが高くなります。
そのため、強度の高い梱包資材・緩衝材の使用や、詰め方の工夫などの衝撃対策は欠かせません。
本記事では、海外発送で失敗しないためにおさえておきたい梱包の基本から、資材の選び方、破損を防ぐ具体的なポイントまで詳しく解説します。
海外発送で梱包資材が重要な理由
海外発送では、国内配送と比べて輸送距離が長いうえ、複数の輸送手段(トラック・航空機・船舶など)を経由するケースが一般的です。
荷物は何度も積み替えられ、衝撃や圧力を受ける機会も増えます。
また、国際輸送では長時間にわたって倉庫やコンテナ内で保管されることも多く、温度や湿度の変化にもさらされやすくなります。
梱包資材の品質が低い場合、破損・汚損・変形といったトラブルのリスクも高まるため、資材選びが非常に重要です。
海外発送における輸送中のリスク

海外発送に輸送中のリスクはつきものですが、中には適切な梱包がされていなかったことによって生じるトラブルもあります。
以下では、海外発送における代表的なリスクと、梱包上の対策について解説します。
輸送中の衝撃による破損・紛失
国際輸送では、荷物の積み下ろしや仕分け作業が何度も発生します。例えば、空港などのベルトコンベアでの仕分け作業中に外部から衝撃を受けることがあります。
輸送の過程では落下や衝突などの衝撃を受ける可能性が高く、梱包が不十分だと貨物の破損リスクが高まります。
外部からの衝撃で破損するほかに、揺れや傾きによって箱の内部で貨物どうしがぶつかって破損するケースもあります。そのため、頑丈な梱包だけでなく、貨物同士がぶつからないように緩衝材をつける、また、段ボールと貨物との間にも緩衝材を噛ませるといった、緩衝材による保護も欠かせません。
温度・湿度による品質の劣化
海外輸送では、コンテナや貨物倉庫の中で、急激な温度・湿度の変化にさらされることがあります。
食品・化粧品・電子機器・紙製品など、とくに温度や湿度の影響を受けやすい貨物は、乾燥剤や保護フィルムなどを活用し、品質が劣化しないような対策を講じることが大切です。
国際情勢・災害などによる遅延
国際輸送では、天候不良や災害、国際情勢の影響などにより、配送が大幅に遅延することがあります。
遅延自体は梱包で防ぐことはできませんが、長期間の輸送・保管に耐えられる梱包をしておくことで、万が一遅延が発生したとしても、品質低下や破損リスクを抑えることが可能です。
海外発送時の梱包材の選び方

海外発送では、国内向けよりも強度の高い段ボールや資材を選ぶことが基本です。
段ボールには強度や仕様に関する規格があるため、それらを理解して適切な強度の段ボールを選ぶことで、輸送中の破損への対策ができます。
以下では、海外発送時の梱包材の選び方について解説します。
ライナー(古紙含有率)はKから始まるもの
ライナーとは、段ボールの表面にあたるボール紙です。(外側の紙)
ライナーの種類はCやKなどの記号で表され、古紙の含有率を示しています。
Cは古紙含有率が90%以上、Kは古紙含有率が約70%であることを意味しており、Kから始まるものの方が強度が高いです。
たとえば、K5やK6といった表記のライナーは耐久性に優れており、海外発送の用途に適しています。
中芯は180g以上のもの
中芯とは、段ボールの内側にある波形状の紙です。
紙1平方メートルあたりの用紙の重さをグラムで表した坪量という単位で表記され、数値が大きいほど、段ボールの圧縮強度や耐久性が高いことを意味します。
海外発送では、中芯180g以上を目安に選ぶと、輸送中の圧力や積み重ねによる潰れを防ぎやすくなります。
シングルフルートよりもダブルフルート
フルートとは、段ボールの波形構造のことで、一般的な段ボールは波形が一層からなるシングルフルートです。一方、ダブルフルートは波形が2層構造になっており、強度と緩衝性が向上します。
重量物や壊れやすい商品を海外発送する場合は、シングルフルートよりもダブルフルートの段ボールを選ぶと、破損リスクを抑えることが可能です。
海外発送の梱包で意識したいポイント
海外発送では、資材選びだけでなく、梱包方法も非常に重要です。
以下では、梱包時に意識したいポイントを解説します。
緩衝材を利用して衝撃を避ける
たとえ強度の高い資材を使用していても、輸送中の衝撃は避けられません。
そのため、緩衝材を利用して、貨物に直接衝撃が伝わらないように対策をしておきましょう。
とくに精密機器や割れ物は、商品の周囲を全方向から包み込むように緩衝材を配置することで、衝撃を分散できます。
テープは米字貼りにして底抜けを防ぐ
段ボールの底は、輸送中にもっとも負荷がかかる部分です。
テープは中央一本貼りだけでなく、縦横に貼る「米字貼り」にすることで、底抜けや開封を防ぎやすくなります。
海外発送では重量が増えるケースも多いため、通常のガムテープよりも、幅の広いOPPテープ(ポリプロピレン製テープ)などを使用するのがおすすめです。
料金体系によって梱包をまとめるか分けるかを検討する
国際配送の料金は、容積重量によって決まることが一般的です。
そのため、複数の商品をまとめて1箱にする方が安くなる場合もあれば、分けた方が安くなるケースもあります。
配送業者の料金体系を確認したうえで、できるだけコストを抑えられる梱包方法を検討しましょう。
できるだけ段ボール内の隙間をなくす
箱の中に隙間が多いと、輸送中に商品が動いて衝撃を受けやすくなります。
内部で貨物が動くような状態だと、段ボールの内壁やほかの貨物とぶつかって衝撃が加わるため、隙間は緩衝材でしっかりと埋めましょう。
エアキャップ、紙緩衝材、発泡スチロールなどを使い、輸送中に貨物が動かないように固定することが重要です。
壊れやすいものにはFragileのシールや表記を忘れない
ガラス製品や精密機器など、壊れやすい商品には「Fragile」や「Handle with Care」などの注意表示を行いましょう。
配達員にもわかりやすいよう目立つシールなどを貼っておくことで、輸送中の取り扱いにおいて配慮してもらいやすくなります。
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