日本製の工作機械や農業機械、食品加工機械は、精度の高さと耐久性から海外で高い評価を得ています。
近年はラーメンブームを背景に、製麺機の需要も拡大中です。
本記事では、海外で人気の日本製機械の種類や発送時の注意点を解説し、実際にポチロジがマダガスカルへラーメン関連の荷物を届けた事例もご紹介します。
海外発送を検討している方は、ぜひ最後まで読んで、弊社サービスのご利用を検討ください。
海外で需要が高い日本の機械3タイプ
日本製の機械は精密さや耐久性に定評があり、個人でも扱いやすいサイズの製品を中心に世界中で支持されています。
ここでは工作機械、農業機械、食品加工機械という3つのジャンルに分けて、海外で特に人気の高い機械の特徴を紹介します。
小型・卓上工作機械(精密測定器など)

アメリカやヨーロッパのようにDIYが盛んな地域では、個人のガレージや試作開発の場で使える小型の卓上旋盤やミニフライス盤への関心が根強くあります。
日本製の小型工作機械は精度と耐久性に優れており、プロだけでなく愛好家からも支持されています。
また、精密測定器を手がけるブランドが提供するマイクロメータやノギスも、世界的にファンが多い製品です。
これらは比較的小型で送料も抑えやすいため、個人輸出にも向いています。
工作機械そのものは大型になると輸出規制の確認が必要になる場合がありますが、測定器や小型工具であれば比較的発送しやすいのが特徴です。
海外のものづくり愛好家にとって、日本製の精密さは長年の信頼につながっているといえます。
農業機械・電動工具(耕うん機、チェーンソーなど)

クボタやヤンマー、ホンダなどが手がける小型の耕うん機や管理機(小型農業機械)は、アジアやアフリカの小規模農家から高く評価されています。
日本製の農業機械は壊れにくく長く使えることから、中古であっても現地で需要があります。
またマキタやゼノアといったメーカーのチェーンソーや刈払機も、耐久性の高さで知られる製品です。
中古品でも海外ではすぐに買い手がつくケースが多く、リユース市場としても注目されています。
日本の職人向けに開発された高機能な充電式工具は、海外のプロやDIY層からプレミアム価格で取引されることもあります。
日本のノミやカンナ、高品質なソケットレンチといった手工具も、機械に準じる工具類として非常に人気が高い品目です。
食品加工・厨房機械(製麺機、かき氷機など)

世界的な日本食ブームの広がりにより、海外で開業する店舗向けの調理機械の需要が急増中です。
特にラーメンやうどんの店舗開業を後押しする小型製麺機は、自家製麺の提供を可能にする機械として存在感を増しています。
製麺機を導入すれば現地でも本格的な麺づくりに取り組めるため、開業を検討する事業者からの関心が高まっているのです。
またお祭りや飲食店で使われる業務用のかき氷機やスライサーといった調理機械も、性能が良く故障が少ないことから海外で人気を集めています。
ただし、食品加工機械は、食品に直接触れる部分の材質や構造について、主に以下のような輸出先の食品衛生に関する規格を満たす必要があります。
- アメリカ:FDA規定・NSF/ANSI規格・3-Aサニタリー規格
- EU:食品接触材料規則(Regulation(EC)No.1935/2004)
- 中国:GB規格
このほかの国々でも、独自の規格を設けている国もあるため、輸出先ごとに必要な基準を確認しておくことが大切です。
日本の機械を海外へ発送する際の注意点

日本製の機械を海外へ送る際は、確認しておきたいポイントがいくつかあり、事前に把握しておくことでトラブルを防げます。
ここでは主な注意点を3つの観点から解説します。
禁制品・輸出規制の確認
機械を輸出する際は、まず対象の品目が輸出貿易管理令などで定められた規制品目に該当しないかを確認する必要があります。
これは「該非判定」と呼ばれる手続きで、数値制御を行うことができる工作機械など、軍事転用の可能性がある機械は経済産業大臣の許可が必要になる場合があります。
中古品であっても、対象から外れるわけではない点に注意が必要です。
個人が製麺機やかき氷機、農業機械などの一般的な機械を送る場合、該当するケースは多くありませんが、判断に迷う場合は輸出代行業者や専門機関に相談すると安心です。
また食品加工機械については、食品カスや油分などの残留物が付着したまま発送すると、衛生上の問題や税関での検疫トラブルにつながるおそれがあります。
発送前に機械内部までしっかりと洗浄し、十分に乾燥させたうえで梱包することが欠かせません。
宛先の国によっては個別に輸入規制がある品目も存在するため、事前に発送業者へ確認しておくと手続きがスムーズに進みます。
破損を防ぐ梱包のポイント
機械類は重量があるうえ、精密な部品を含むものも多いため、輸送中の破損を防ぐ梱包が欠かせません。
長時間の航空輸送や船便に耐えられるよう、無地で強度のあるダンボールを使用し、箱の中で荷物が動かないよう緩衝材を十分に詰めることが基本です。
外箱に機械名や内容物を大きく表示すると、配送中の盗難リスクや不要な注目を招く可能性がありますので、なるべく無地の箱を選びましょう。
可動部分や突起のある部品は個別に固定し、輸送中の振動で破損しないよう配慮することも重要です。
梱包に不安がある場合は、発送業者に相談しながら進めると安心して発送できます。
関税・通関手続きの基礎知識
海外へ機械を発送する場合、到着国側で関税や付加価値税などの費用が発生することが一般的です。
これらの費用は原則として荷受人側の負担となるため、事前に相手へ伝えておくとトラブルを避けられます。
関税の金額は現地の通関作業で確定するため、発送前に正確な額を案内することは難しいのが実情です。
また、輸出時にはインボイスなど、税関手続きに必要な書類の準備も欠かせません。
書類作成に不慣れな場合は、輸送会社が代行してくれるサービスを利用すると手続きの負担を軽減できます。
海外で人気の日本製機械とポチロジの配送実績
海外では、日本製機械として製麺機や農機具の需要は年々広がっています。
ここでは海外でのラーメン人気の背景による製麺機需要や、ポチロジが手がけた農機具の配送実績を紹介します。
海外で加速するラーメンブームと製麺機需要

海外では2000年代以降、ロサンゼルスやニューヨークをはじめとする都市でラーメン専門店の出店が相次ぎ、人気が大きく広がりました。
参照:JETRO「2022年度 米国における日本食レストラン動向調査」
人気の広がりとともに、現地で自家製麺を提供したいと考える店舗が増え、製麺機の導入も進んでいます。
麺料理の海外進出にあわせて製麺機もグローバル化しており、国際規格や地域ごとの安全規格に対応した機種選びが重要になっているのが現状です。
日本の製麺機メーカーの中には、80カ国以上で自社製品が使われている企業もあり、北米や欧州、東南アジアなど広い地域で導入が進んでいます。
今後も海外での日本食人気とともに、製麺機需要の拡大が見込まれます。
ポチロジの農機具配送実績(グアテマラの事例)

ポチロジによる日本製機械の海外発送事例には、グアテマラのプエルトケツァル港へ農機具を届けた実績があります。
中古車を世界中へ輸出している企業から、グアテマラの顧客との間で農耕機械の売買が成立した際に依頼を受け、日本製のトラクター2台、耕運機1機、ロータリー3機をまとめて輸送しました。
製麺機と同様に重量のある機械であっても、船便を活用したコンテナ輸送であれば海外へ届けられることを示す事例といえます。
海外で農業機械や食品加工機械の需要が高まるなか、こうした重量物の輸送実績は、機械類の海外発送を検討する事業者にとって参考になる情報です。
ポチロジの海外輸送事例はこちら
重量物・大型機械もポチロジなら安心して発送できる理由
製麺機や農業機械のような重量のある機械を海外へ送る場合、通常の宅配便では対応が難しいケースも少なくありません。
ポチロジでは100kgを超える重い荷物に対応するコンテナ混載サービスを提供しており、創業以来20年で築き上げてきた独自の物流網を生かした発送が可能となっています。
実際にコンテナ混載では農機具やコピー機、エンジンなど大型・重量の荷物を海外へ届けた実績があります。
書類作成や通関手続きも任せられるため、輸出に不慣れな個人や事業者でも利用しやすいサービスといえます。
海外での機械需要が高まるなか、重くて大きな荷物こそ専門サービスの強みが生きる場面といえるでしょう。
まとめ
海外では工作機械や農業機械、食品加工機械など、日本製の機械が幅広いジャンルで支持されています。
特にラーメンブームを背景に、製麺機の需要は今後も伸びていくことが見込まれます。
一方で機械の海外発送には、輸出規制の確認や梱包、関税の知識など押さえておきたいポイントも多くあります。
グアテマラへの農機具配送実績にみられるように、ポチロジでは大型・重量物にも対応できるコンテナ混載サービスがあるため、個人では発送が難しいと感じる機械も、相談すれば海外へ届けられる可能性があります。
海外への機械発送をご検討であれば、無料でお見積りなど承りますので、お気軽にご相談ください。



