eBayで商品が売れたら、次に気をつけなければならないのは「海外発送」の手続きです。
eBayは世界中にユーザーがいるため、正しい方法で海外発送を行うことが重要です。
この記事では、これからeBayで売れた商品を海外発送する際に知っておきたい発送方法の種類や発送にかかるコスト、そして梱包などについてのポイントをまとめて解説します。
eBayにおける商品を海外発送する方法
eBayの海外発送には、大きく分けて以下の4つの方法が挙げられます。
それぞれの発送方法にどのような違いがあるのか、まずは確認しておきましょう。
日本郵便(EMS、国際スピード郵便)
最も利用されるeBayの海外発送方法は、日本郵便のEMS(国際スピード郵便)です。EMSは、全国の郵便局から簡単に利用でき、特に軽い商品におすすめです。
EMSの利用は、全国の郵便局からいつでも行えるため、他の郵便物と同じように手続きができ、初めての海外発送であっても、トラブルに巻き込まれる心配が少なく済みます。
重量ベースの料金形態なので、軽い商品を送る際には配送コストを抑えられる点も魅力です。
国際宅急便(ヤマト運輸)
ヤマト運輸の提供する国際宅急便も、eBayの海外発送においては便利な手法の一つです。
集荷対応も含めたドア・ツー・ドアでの発送を依頼できるので、EMSと並んで人気があります。
法人契約をしなくとも利用できるため、個人でeBay販売をしている方におすすめの手法です。
FedEx
FedExは、海外発送の際に頼りたいポピュラーな国際物流企業です。
早さ重視とするか、価格重視とするかというプランの選択肢が用意されており、海外発送するたびにニーズに合わせた選択肢を選べるのがポイントと言えます。
請求業務効率化サービスなど、発送業務の負担削減に努めてくれる点もメリットです。
ポチロジ
ポチロジは、書類から大型貨物に至るまで、幅広い商品の海外発送に対応している国際宅配サービスです。
ポチロジは、ビィ・フォアードが長年築き上げてきた自社の物流網を生かし、あらゆる国の人や場所、文化を繋いでいく想いで生まれた海外輸送サービスです。
ビィ・フォアードが運営する越境ECサイトにて、新興国を中心に200以上の国と地域に中古車や自動車部品などを販売、輸出しております。お客様へ商品を迅速、確実にお届けするため、創業以来、独自の物流網と内陸を含む各国に現地代理店を設立して参りました。
世界に跨る物流ネットワークを生かし、最速・安全・安価な荷物配送サービスを提供することが可能となっております。
ポチロジは海外への輸出に関して、豊富な経験を誇っています。食品や精密機器、車・オートバイのパーツや楽器・絵画など、さまざまな商品の輸送実績があります。
eBayで売れた商品のおすすめ配送方法の比較表
サービス名 | 重量制限 | サイズ(3辺合計) | 日数 |
EMS | 〜30kg | 〜275cm | 3〜4日 |
佐川急便 | 〜50kg | 〜260cm | 3〜5日 |
ヤマト運輸 | 〜25kg | 〜160cm | 4〜6日 |
ポチロジ | 〜1,000kg(※2) | 〜660cm(※3) | 最短2日〜 |
※2 パレットに未積載の場合は70kg
※3 パレット利用の場合は長さ300cm x 奥行200cm x 高さ160cm(3辺合計660cm)まで。パレットに未積載の場合は長さ120cm x 奥行80cm x 高さ80cm(3辺合計280cm)まで。
eBayで最適な海外発送方法の選び方
eBayでの海外発送では、商品や配送先地域に応じて最適な発送方法を選ぶことが重要です。重量やサイズ、配送先によって最適な配送業者を選びましょう。
ここではどのように海外発送の方法を選ぶべきか、解説します。
何を発送するかで選ぶ
海外発送は、どんな商品を送るかによって価格が異なります。
配送会社によって料金の基準は重量であったりサイズであったり、商品カテゴリであったりさまざまです。
「書類を送る場合に最も安いのはここ、大型荷物を配送するのに最適な配送会社はここ」といった具合に、あらかじめカテゴライズできているのが理想です。
届け先地域で選ぶ
海外発送に対応している運送会社の多くは、世界中のほとんどの地域に配送することができます。ただ、会社によって配送にかかる料金や日数が異なる場合があるため、この点もチェックしてみましょう。
「北米ならこの会社、東南アジアならここ」といった具合に選べるのがベターです。
配送にかかる日数で選ぶ
配送日数は、運送会社によって大きく異なる場合があります。
また、会社によっては短い日数で配送することを強みとしているところもあるので、このようなプランがあることもあらかじめ知っておくと良いでしょう。
eBayで商品を海外発送する際のコストは?
eBayで商品を海外発送する際のコストは、商品サイズや配送地域、使用する配送会社によって異なります。正確な送料を把握し、コストを計算する方法を解説します。
海外発送する際のコストを計算する際に主な要素となるのは以下となります。
- 配送商品(重量・サイズ)
- 配送地域
- 配送会社・プラン
- 梱包
配送商品は重くなったり、サイズが大きくなったりすることで価格は高額になり、配送地域が日本から離れたり、配送先のロジスティクス整備状況が悪くなったりすることでも高くなります。
また、どのような配送会社を選ぶか、配送会社の高速配送プランや補償充実プランなどを利用するか否かによって、コストが変わります。
どのように商品を梱包するかによって、梱包のための費用や時間的負担も変わるでしょう。丁寧な梱包が必要なら、その分梱包材のコストや梱包作業の負担が増えます。
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これらの条件を加味した上で、送料の設定を行うことが大切です。
eBayで商品を海外発送する場合の梱包方法
eBayで商品の海外発送を行う場合、国内発送よりも特に梱包には気をつけなければなりません。商品を安全に届けるためには、商品タイプ別に適切な梱包方法を選ぶことが求められます。
破損するリスクがある上、税関や配送事業者のもとで一度開封される場合があるからです。
軽量商品の海外発送向け梱包方法
比較的軽めの商品を海外発送する場合、
- 緩衝材で隙間を作る
- 割れ物は中身もしっかりと梱包する
- 箱の外側のカバーを怠らない
といった点に注意が必要です。まず、どのような商品でもダンボールと商品の間は緩衝材を詰めて隙間を作り、直接的な衝撃が商品に伝わらないようケアしましょう。
ガラス製品などの割れ物は、商品の外箱から本体を取り出し、丁寧にプチプチなどを使って梱包し直すことも大切です。
また梱包用の段ボールの外側も、プチプチを使って巻きつけてしまうことで、空輸の際の衝撃などが商品に伝わるのを回避しましょう。
重量のある商品の海外発送向け梱包方法
重量のある商品においても、基本的には上記の梱包方法を踏襲することが大切です。ただ、重量のある商品は軽量の物品に比べ、さらに破損しやすい傾向にあります。
そのため、段ボールの内外に周到にプチプチを敷き詰め、破損のリスクを回避できるよう備えておきましょう。プチプチのような空気を圧縮した梱包材であれば、重量の増加によるコスト増を防ぎつつ配送が可能です。
eBay海外発送の際に海外発送サービスを活用するメリット
eBay海外発送は、個人で対応するとなると費用面での負担はもちろん、梱包や配送会社選びの負担も発生するため、費用対効果が悪化する恐れがあります。
このような問題を解決する上で、有効なのが海外発送サービスです。専用の海外発送サービスを利用することで、発送業務にかかる手間を削減できることから、大きな負担削減に貢献します。
また、注文数が増えてくると海外発送代行サービスを利用した方が、結果的にコスト削減効果も高くなってくることから、忙しくなってきた時にこそ利用を積極的に検討しましょう。
ただ、海外発送サービス選びにおいて注意したいのは、適切な費用対効果を期待できるかどうかです。サービスによっては手数料が高い、発送や到着までに時間がかかるなどのケースも懸念されるため、どこのサービスでも良いというわけではありません。
海外発送サービスの強みやこれまでの実績も踏まえた、懸命な選び方を心がけましょう。
まとめ:eBayでの成功する海外発送を実現するために
この記事では、eBayで商品が注文された際、どのような海外発送手段を選ぶべきかについて解説しました。海外発送に際しては適切な配送会社や手続きの仕方を知っておかないと、余計な負担が増え、トラブルの原因になりかねません。
このような問題にまとめて解決できるのが、海外発送サービスの活用です。専門の事業者に発送に関する業務を丸ごと任せることで、迅速かつ丁寧な梱包と発送対応により、高い顧客満足度を期待できます。
国際航空輸送サービスを手掛ける「ポチロジ」では、eBay発送を全世界に向けて展開したいと考える事業者の方に最適な、梱包・発送業務の委託を引き受けています。
あらゆる種類の商品に対応できるだけでなく、安全性と速度を優先し、発送事業者の方はもちろん、お届け先の高い満足度にも貢献可能です。
eBayで売れた商品を海外へ送ることを検討されている方は、ぜひポチロジにご相談ください。