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ー 海外輸送お役立ちコラム ー

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ワシントン条約に違反するとどうなる?国際輸送のトラブル事例から見る原因と対策

禁制品・規制品

ワシントン条約は、国際輸送をおこなううえで、必ずおさえておくべき規制の一つです。

野生動植物の保護を目的とした条約ですが、楽器や化粧品、皮革製品など、一見すると自然保護とは無縁に思える物品であっても、条約に抵触する可能性があります。

本記事では、ワシントン条約の概要から、違反が多発する理由、実際のトラブル事例、防止のポイントまでを詳しく解説します。

ワシントン条約違反は国際輸送でもっとも多いトラブルの一つ

経済産業省によれば、2016年4月から2021年3月までの5年間に発生した輸出・輸入に関する違反事案のうち、過半数がワシントン条約に関連するものでした。

これは、象牙やワニ革など、条約で規制されている品目を十分に理解せずに国際輸送してしまうケースが多いためです。

とくに個人や小規模事業者にとって、対象物品や手続きを細かく把握することは容易ではなく、結果として知らぬ間に違反してしまうリスクがあります。

条約違反のリスクを避けるために、国際輸送サービスを利用して、プロに任せるのも選択肢の一つです。

ワシントン条約とは

ワシントン条約とは、絶滅のおそれがある野生動植物の国際取引を規制する協定です。

正式には「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)」と呼ばれます。

この条約は、動物や植物そのものに加え、それらを使用した製品も対象です。

たとえば、象牙を使用した楽器や、ワニ革のバッグ、天然由来の動物性香料を含む化粧品なども該当することがあります。

ワシントン条約の規制対象

ワシントン条約では、さまざまな動植物およびそれらを使用した製品が規制の対象となります。

たとえば、以下のようなカテゴリがあります。

カテゴリ具体例
楽器象牙を使用したピアノや弦楽器など
ファッションワニ革・ヘビ革のバッグや靴、ベルトなど
化粧品ムスクやアンバーグリスなど天然由来の動物性香料を含む製品
医薬品・漢方薬トラやクマなどの動物由来の成分を含む漢方薬
ペット・観賞用動物オウム、カメ、爬虫類などの野生動物

製品の原料なども含め、ワシントン条約で規制されている動植物に該当しないかどうかを確認しておくことが大切です。

ワシントン条約該当物品の国際輸送手続き

ワシントン条約に該当する動植物や製品は、一切の国際輸送が認められていないわけではなく、手続きを経て承認を受けることも可能です。

具体的には、輸出入に際して事前にCITES証明書などの許可証を取得し、対象となる国の管轄機関へ届け出る必要があります。

ただし、これらの手続きは品目や輸送先によって異なり、個人で正確に把握・対応することは非常に困難です。

そのため、輸送トラブルを未然に防ぐには、専門知識を持つフォワーダーに依頼するのがおすすめです。

ポチロジでは、該当する物品の確認から通関書類の準備、通関手続きまで代行しているため、海外への発送に慣れていない方でも安心です。

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ワシントン条約違反によるトラブルが起きる原因

ワシントン条約違反による国際輸送トラブルの多くは、個人や事業者の法令に対する理解不足や確認不足に起因しています。

とくに、条文の難解さや対象範囲の広さから、「これは大丈夫だろう」と思って輸送したものが違反になるというケースが多く発生しています。

また、規制の変更を見落としていたことによる違反なども頻発しています。

以下では、具体的な原因を3つの視点から整理し、それぞれにおける典型的な失敗パターンを紹介します。

法令に関する知識の不足

もっとも多い原因は、対象物品がワシントン条約の規制下にあることを知らずに発送してしまうケースです。

たとえば、「装飾品だから大丈夫」や「市販されているから問題ない」と判断し、象牙や爬虫類製品を送った結果、税関で押収されるという事例もあります。

このようなトラブルは、あらかじめ規制リストや公式ガイドラインを確認していれば防げる可能性が高く、最低限の情報収集を怠らないことが重要です。

法令に関する解釈の誤認

法令文書には複雑な表現が多く、誤った解釈や判断によって違反となるケースもあります。

たとえば、「個人が少量を送る分には問題ない」や「加工品だから対象外」といった判断です。

ワシントン条約では一部の例外を除き、規制対象の物品であれば、量や形状に関わらず申請が必要になります。

誤った自己判断によってトラブルとなる事例も多いため、配送業者や行政機関に必ず確認しましょう。

法令の変更・アップデートの見落とし

ワシントン条約の規制対象リストは定期的に見直されており、以前は許可されていた品目が急に禁止になることもあります。

野生動植物の保護を目的として、国際的な輸送に問題があると判断された場合には、適宜規制対象の品目に追加されるということです。

たとえば、ある種類のカメが新たに保護対象に加えられたことを知らずに輸送し、違反と見なされたケースがあります。

環境省や経済産業省のWebサイトを定期的に確認し、最新情報に基づいた判断を行うことがトラブル回避のポイントです。

ワシントン条約違反によるトラブル事例

ワシントン条約に違反したことで発生した国際輸送トラブルの事例は、個人・法人を問わず数多く報告されています。

こうしたトラブルの多くは、規制対象の物品だと知らなかったり、手続きが不要だと勘違いしていたりと、法令の確認不足や誤解が原因です。

以下では、実際の違反事例をもとに、どのような行動がトラブルを引き起こすのかを紹介します。

自身のケースに重ねながら、未然に防ぐための注意点を把握しておきましょう。

海外の親族へのピアノの国際輸送

ピアノの国際輸送において、鍵盤部分に象牙が使用されていたことからワシントン条約違反と判断され、通関時に輸送を拒否された事例があります。

とくにヴィンテージ品や古い楽器には、知らないうちに規制対象の素材が含まれているケースがあり、思わぬトラブルになることもあります。

こうした事態を避けるためにも、輸送前に素材や証明書の有無、製造年を確認し、不安であればメーカーやポチロジのようなフォワーダーに相談することが重要です。

ポチロジでは、ピアノをはじめ、楽器・音響機器類の輸送も多く対応しており、輸送中の衝撃や温度・湿度に配慮した配送が可能です。

参考:楽器の海外輸送事例

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海外の顧客への化粧品の国際輸送

日本で製造された化粧品を海外の顧客に輸送した際、配合されていた香料に動物由来の成分(ムスクなど)が含まれていたことが問題となり、現地で没収された事例があります。

化粧品の原材料は一見わかりにくく、輸出時点で問題がなかったとしても、輸入国側で規制対象となる可能性もあります。

化粧品や香水などの物品を輸送する際には、成分表を確認したうえで、ワシントン条約の対象となる原料が含まれていないかを確認しましょう。

海外で購入した皮革製品の国際輸送

旅行先で購入したワニ革のバッグやヘビ革の財布などが、日本に持ち帰る際に税関で押収されたというケースも多くあります。

たとえ海外旅行時のお土産であっても、原材料がワシントン条約の規制対象である場合には、CITES許可証なしでは日本への持ち込みが認められません。

海外で買い物をする際は、その製品が輸送可能なものかどうかを確認しておくと安心です。

ワシントン条約違反によるトラブルを防ぐためのポイント

ワシントン条約による違反トラブルを防ぐためには、まず最新の関連法規を正確に把握することが前提です。

輸送する物品が規制対象であるかを確認し、必要に応じて申請や許可証を取得しましょう。

しかし、国際輸送においては、ワシントン条約だけでなく、各国の輸入規制やその他の法令も関係するため、個人・事業者を問わず、すべての確認作業を行うのはなかなか困難です。

ポチロジの海外輸送サービスは、約20年にわたって中古車輸出事業を展開しているBE FORWARDが運営しており、国際輸送のプロである専任担当が発送手配から現地での配送までサポートしています。

指定の国内倉庫へ搬入するだけで、その後の手続きはすべて任せられるため、各種法令への違反や、手続きの不備による輸送トラブルのリスクを最小限に抑えられます。

ワシントン条約違反に関するよくある質問

ワシントン条約は、個人での輸出入や身近な品目にも適用される一方で、専門的かつ複雑な内容となっているため、違反や手続きに関する疑問を抱える方も少なくありません。

ここでは、ワシントン条約に関して多く寄せられる質問と回答を紹介します。

ワシントン条約に違反するとどうなる?

ワシントン条約に違反した場合、輸出入を試みた物品は原則として没収、または手続きを経て再輸出となります。

さらに、違反の重大性によっては、関税法や種の保存法に基づいて処罰の対象となる可能性もあります。

個人であっても「知らなかった」では済まされず、悪質性の有無にかかわらず違反が成立するため注意が必要です。

また、法人の場合は事業停止や信用低下といった影響も懸念されます。

違反によるリスクは非常に高いため、事前確認と適切な手続きを怠らないようにしましょう。

ワシントン条約に違反した場合の罰則は?

ワシントン条約に違反した場合、日本国内では「種の保存法」や「関税法」に基づく罰則が適用される可能性があります。

たとえば「種の保存法」に関する罰則では、違反者に対して5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、またはその両方が科されることがあります。

さらに、法人が違反した場合には、最大1億円の罰金が科される可能性もあるほか、違反の重大性によっては、行政処分として輸出入の差し止めや、税関からの指導が入るケースもあります。

こうした重い罰則があることを理解し、万全の確認体制を整えて輸送に臨むことが重要です。

海外に安く早く届けられる配送方法はポチロジ

ポチロジの海外輸送サービスでは、国際宅配便によるスピーディな配送を、リーズナブルな価格で提供しています。

200以上の国・地域への配送に対応しており、最短2日で配送先に荷物をお届けすることが可能です。

個人・法人を問わず、多くのお客様にご利用いただいており、実際にご利用いただいた方からは、下記のような声がございます。

  • 日本から発送して2日後にはカナダに到着するという速さに驚きました!
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海外への輸送方法を検討中の方は、ぜひ一度ポチロジの海外輸送サービスをご検討ください。

参考
一般財団法人 環境イノベーション情報機構
経済産業省