カナダの郵便ストライキの影響は、カナダと日本の国際輸送にも波及する恐れがあります。カナダへの輸送やカナダからの輸入を考えている方は、あらかじめどのようなリスクがあるのかを、正しく理解しておかなければなりません。
この記事では、カナダの郵便ストライキはなぜ発生したのか、そして郵便ストライキの影響を回避するためにはどうすれば良いのかについて、解説します。
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カナダ郵便ストライキ最新情報まとめ
そもそもカナダ郵便の労働者は、かねてより待遇改善に向けた交渉・要求の提案を続けてきた背景があります。
労働組合の要求と郵便公社の苦境
労働者が求めてきた主な事項は、以下の通りです。
- 賃上げ及び物価手当の組み込み
- 勤務時間や配達ルートの改善
- 医療休暇の増加・医療保険の拡充
- 技術進化や外部委託によるリストラからの保護
2024年、郵便公社からの賃上げ提案が示されたものの、2018年より巨額の損失・赤字を抱えているのが現状です。
また、同社は市場シェアの低迷にもあえでいることから、労働者の要求する待遇改善の全てを満たすことはできていません。
2025年5月、組合側による残業拒否を開始し、この頃からカナダ郵便のサービス遅延などが始まっています。
ストライキは現在も継続中であり、9月にはチラシの配布停止活動を開始することで、公社の広告売り上げに打撃を与えています。
政府の大規模改革とストライキの継続
もう一つ郵便公社と労働組合を悩ませているのが、カナダ政府による郵便改革計画です。
カナダ政府は郵便公社の財政危機に対して、配達基準の緩和による陸送への切り替えなどを推進することで、政府からの資金注入負担の削減に向けて動いています。
9月25日に発表された同案を受け、労働組合は大量解雇を懸念しストライキの継続と強化を進めました。
2週間にわたって続いた全面ストライキののち、同組合は10月よりローテーションストライキに移行します。これは拠点ごとに日替わりでストライキを実施するというもので、全国で局所的なストライキが継続されることとなり、郵便公社に打撃を与えています。
カナダの郵便ストライキはいつまで続く?
11月、労働組合と郵便公社の交渉は、連邦調停官を交えて再開されました。長期にわたって継続された交渉は最終段階に入っており、現状はストライキが一時停止され、郵便サービス全般の提供が再開しています。
ただ、組合交渉は完全にまとまったわけではなく、状況が変われば再度ストライキが行われかねない、デリケートな時期です。
業務こそ完全に再開していますが、数ヶ月にわたって続けられたストライキの影響は依然として続いており、現在も配達遅延などが見られます。
2025年中は一般営業が続けられる見込みですが、交渉が決裂に終わった場合、2026年初頭より、再度サービスが利用できなくなる可能性もあると言えるでしょう。
ストライキによる遅延状況と影響範囲
現在は全面的なストライキは一時的に停止されているため、システム上、サービスは通常通り利用することができます。
ただ、上述の通り今年いっぱい続いたストライキの余波は現在も影響が残っており、円滑な配送が行われるかどうかは怪しいのが現状です。
提示される到着予定日を鵜呑みにせず、数日〜一週間程度の遅延は常に織り込みながら、輸送スケジュールを検討するべきでしょう。
今後もストライキが発生するリスクは依然として高い
現在のストライキが仮に終結したとしても、カナダにおける郵便・物流ストライキのリスクが解消されたとは言い切れません。
実際、2024年11月中旬から12月中旬にかけても郵便ストライキが発生しており、カナダ国内の郵便・配送網は大きな影響を受けました。
直近2年連続でストライキが発生している状況を踏まえると、今後も同様の事態が繰り返される可能性は高いと考えられます。
「一時的な問題だから大丈夫」と判断してしまうと、突然の配送停止や大幅な遅延、荷物の滞留といったトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。
ポチロジでは、こうしたカナダ発送に伴うストライキのリスクを前提に、影響を可能な限り最小限に抑えるためのサポートを提供しています。
ストライキによるトラブル回避や、事前にリスク対策を講じたい場合には、お気軽にご相談ください。
実際にあったカナダ発送のトラブル事例とその対処

ポチロジを利用していただいた方の中には、お孫さんがカナダへ留学する際の仕送りをしようとしたものの、ストライキの影響でトラブルを被ったケースがありました。
従来は日本郵便を使えば問題なく送ることができたものの、実際に日本の郵便局から小包を発送したところ、カナダ到着時点でストライキに直面し、数週間もの遅延が発生したとのことです。また、現地に着いたあとも200ドル近い追加配送料金を請求されたため、想定外の出費が発生してしまいました。
別の小さな荷物を送ったケースでは、送ったはずの品が宛先に届くことなく、宛名の封が切られた状態でカナダ側から送り返されるというトラブルもありました。
何度か郵便局を利用する中で、中身を包むダンボールが破損して届いたこともあったため、「本当に中身が無事に届くのか」「いつ届くのか」「留学生本人が確実に受け取れるのか」といった不安は常につきまとっていたとのことです。
一方で「ポチロジ」を利用してからは状況が一変しました。初回は内容物のリストアップや写真アップロードなど、システムに慣れるまで多少の戸惑いはあったものの、問い合わせには迅速で丁寧な対応によりすぐに使いこなせるようになったという声をいただいています。
日本から発送してわずか二日後にカナダに到着したことには強い満足感を覚えていただき、到着前には現地の配送会社から直接連絡が入り、受取日時を指定し直せるため、お孫さんが確実に自宅で受け取れる仕組みも好評でした。
このように速さと安心感を実感していただいたことで、今後も継続して「ポチロジ」を利用したい、周囲にもおすすめしたいと評価をいただいています。
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カナダの郵便ストライキの影響を回避するには?
カナダの郵便ストライキのリスクを避ける上では、以下の5つのアプローチを抑えておきましょう。
国際宅配便を使う
上でも少し触れていますが、ストライキを回避するにはカナダの郵便網ではなく、国際宅配便という選択肢もあります。
これらの会社は自分たちの飛行機やトラックで荷物を運ぶため、ストライキの影響をほとんど受けません。さらに、オンラインでの細かい追跡機能や補償サービスが標準装備されているため、万一の紛失や遅れにも対応できます。
コストはやや高めですが、安全性や確実性を重視するなら最適な選択です。
早めに発送手続きをする
たとえば入学や始業に合わせて荷物を送りたい場合は、予定日より1週間ほど前に手続きを終えておくのが有効です。
海外便は繁忙期や現地の休日にも左右されやすいため、事前に見積もりを取り、最終発送日を逆算してスケジュールを組みましょう。
余裕をもって準備しておくことで、急なストライキや通関遅延が起きても慌てずに対処できます。
複数の発送方法を組み合わせる
急ぎの物は速いけれど割高な「エクスプレス便」で送り、それほど急がない物は料金が安い「航空便」や「船便」に分けると、スピードとコストの両方をうまくバランスできます。
たとえば書類や高価な電子機器は速達便を、衣類や生活雑貨はコスト重視の船便でまとめて送るなど、荷物の性質や予算に合わせて使い分けると全体の出費を抑えつつ到着リスクを分散できます。
受取人の準備を整える
荷物がカナダに着く前に、受け取り手の住所や電話番号を最新のものにしておきましょう。不在になりそうなときは代理受取人を事前に決めておくか、一時保管サービスを確認しておくと安心です。
到着通知がSMSやメールで届く業者なら、受取日時をリアルタイムで変更でき、受け取りミスを減らせます。
ポチロジでは、配送状況を追跡番号から随時ご確認いただけるほか、追跡情報をメールで細かくお知らせします。
通関書類と梱包をしっかり準備する
送る品目は正しい名称や数量を細かく書いたインボイス(送り状)を用意し、税関での差し戻しや追加調査を避けましょう。禁制品リストや重量制限にも注意し、必要書類をそろえておくことが大切です。箱は丈夫なものを選び、プチプチや緩衝材で中身が動かないように包むことで、長時間の輸送や扱いの衝撃にも耐えられ、安全に届く確率が格段に高まります。
【参考記事】
海外発送時のインボイスの書き方を徹底解説!インボイス(運送状)の注意すべきポイントと具体例付き
まとめ
カナダの郵便ストライキは賃金交渉の行き違いから始まり、現地の郵便業務に遅延や追加料金、紛失といったトラブルを引き起こしています。とくに国際郵便では通関後の集配が止まりやすく、EMSや小包が現地の倉庫に長期間留まってしまうケースも少なくありません。
このような状況を回避するには、カナダの郵便網に依存しない方法を選ぶのが効果的です。大手の国際宅配便は航空便から最終配送まで一貫して管理し、オンライン追跡や配送補償を備えているため、安心して荷物を送れます。
さらに、発送を1週間前倒しする、荷物の性質に応じて速達便と経済便を使い分ける、受取人側の連絡先や受取方法を事前に確認するなどの準備を行うことで、万が一の遅延や再配達トラブルを大幅に減らせます。
ポチロジでは、カナダの郵便ストライキを回避できる輸送網を活用し、安心スピーディな輸送代行を実現します。カナダとの輸出入を検討している際には、お気軽にご相談ください。



