プレスリリース

【プレスリリース】
 報道関係者各位

2016年9月21日
株式会社 ビィ・フォアード
本社:東京

アフリカ諸国の通貨安を受け、売上高、輸出台数ともに創業初の前年割れ

株式会社ビィ・フォアード 第13期の決算を発表
売上高 対前年比13.2%減の428億円

株式会社ビィ・フォアード(本社:東京都調布市 代表取締役:山川博功 以下当社)の第13期(2015年7月~2016年6月)の決算において、 売上高は対前年比13.2%減の428億5,300万円(前年実績493億4,600万円)、輸出台数は対前年21.0%減の11万6,213台(前年実績146,944台)となり、 2003年の創業以来初の対前年実績割れとなりました。

 前年実績を下回った主な要因は、当社の売上高、輸出台数の約6割を占めるアフリカ諸国の通貨安に起因するアフリカ経済の減速があげられ、2015年8月の人民元切り下げによる中国の株価暴落は「チャイナ・ショック」として世界的な株安へ進展し、中国からの投資に経済を支えられてきた当社のメイン市場であるアフリカ市場の経済減速による販売不振につながりました。特にザンビアは、自国通貨(ザンビアクワチャ)が2015年だけでも対ドルで45%下落しており、その影響が大きく、輸出台数が対前年52.5%減の7,811台(前年実績16,433台)でした。同様にジンバブエも下げ幅が大きく、対前年29.6%減の18,502台(前年実績26,249台)でした。

 その反面、オセアニア地域の対前年比15.6%増、カリブ海地域の対前年比125.9%増など、アフリカ以外の地域の販売好調による台数の押し上げにより、販売全体に占めるアフリカの割合は、前年の約7割から約6割へと減少しています。

【2016年度の主な取り組み】

 アフリカ経済の減速により、アフリカ地域への販売は急激に増えることが考えにくいものの、弊社がこれまでに輸出した累計約52万台の車両の修理などに必要なオートパーツのアフターマーケットは伸びると考えられ、主に長期在庫車からの部品取出しを目的に、茨城県坂東市に自社解体工場を建設し、2017年初旬をめどに稼働させる予定です。自社解体工場では、一般の廃車解体は受け付けず、自社在庫車からの部品取出しが主業務で、自社の中古パーツの在庫増強を目指します。

【2016年度の販売見込み】

 アフリカ経済の減速の回復は、資源安などの影響から短期間には回復する見込みがないと思われるものの、販売の底は脱してきており、急回復はしないものの横ばいの売上高は420億円程度、輸出台数は11万5,000台程度を見込みます。


■株式会社ビィ・フォアード (BE FORWARD Co.,Ltd.)
代表取締役 山 川 博 功(やまかわ ひろのり)

設 立 2004 年3 月10 日(平成16 年)
所 在 地 〒182-0024 東京都調布市布田4-6-1 調布丸善ビル8階
電   話 042-440-3445(国内代表)
F A X 042-440-3450
従 業 員 日本 167名  海外 500名以上(2015年8月現在)
資 本 金 1,000万円
売 上 高 492億円(2015 年 6 月期)
輸出販売台数 14 万 6,000 台(2015 年 6 月期)
事業内容 中古自動車・自動車用部品の販売及び輸出入、越境 EC サイトの運営、その他
U R L https://www.beforward.jp/
Facebook https://www.facebook.com/beforward(グローバル版)
https://www.facebook.com/beforward.jp(国内版)

【取材・本件に関する問い合わせ】(土日を除く10:00~19:00)
株式会社ビィ・フォアード 広報室 TEL:042-440-3445 mail:contact@beforward.jp
担当:丹 龍太郎(たん りゅうたろう)

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